岡崎市稲熊町、協同組合岡崎石製品工場公園団地（犬塚克明理事長）で2日、「石の公園団地まつり2007」が始まった。同団地のアピールと石製品のＰＲを兼ねて毎年開催。32店が、それぞれ自慢の石製品を安値で販売している。
　店頭には墓石や大きな彫刻をはじめ、フクロウ、カエルなどの置物、石細工のネックレスなどが展示されている。家族が品定めをしたり、店の人と商談したりする人の姿があちこちで見られた。
　2人の子どもを連れた父親は「置物を買おうとやってきましたが、石製品といっても多くの種類がありますね。お買い得品を買っていくつもりです」と話していた。
　またイベントステージでは、よさこい踊り、子どものダンス、和太鼓の演奏などが次々に披露され、見物していた人たちから大きな拍手が送られていた。
　道路沿いに並んだ屋台コーナーには、岡崎魚の青年部の若者たちが初参加。ニジマスのつかみどりを企画し人気を集めた。また自分の名前などを石板に彫る石の体験コーナー、クワガタの展示、竹水鉄砲合戦、抽選会などもあり、来場者は晴天に恵まれた団地内を散策しながらイベントを楽しんでいた。
　きょう3日までで、前日と同様、和太鼓の演奏、子どものダンス、竹水鉄砲合戦などが予定されている。