フラッグで街の魅力PR
学生らデザインの50枚展示
岡崎市
岡崎市の魅力を街頭でPRするために愛知産業大学の学生らがデザインしてきた「城下町街灯フラッグ」が、松坂屋岡崎店6階のコミュニティ・サテライト・オフィスで一堂に展示されている。6月5日まで。
展示されているのは「岡崎桜まつり」「花火大会」「ジャズストリート」「城下町フェスタ」など、市内の年間イベントや観光をテーマにした30種50枚。フラッグは康生通りを中心に13の商店街で約350枚が掲げられ、2カ月ごとに付け替えられている。
同大デザイン学科では今年から、杉田圭司教授のゼミで学ぶ学生らの課題に、フラッグのデザイン画を正式に取り入れた。デザインを委託している未来城下町連合の本間英晴副代表(55)は「若い感性の華やかさが市街地にもっと若者を呼び込むきっかけになるのでは」と同大との連携に期待を寄せ、「学生にとっても自分のアイデアを表現できる舞台になる」と話している。
会場には学生らの新たなデザイン画も並び、6月12日まで来場者の人気アンケートを実施。その後、商店街の代表が集まる同オフィスでの意見交換会で、フラッグに採用するデザイン画を決める。