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東海愛知新聞

手づくり遊具一堂に

キラリ! 保育士のアイデア
岡崎市

  岡崎市内の私立保育園13園の保育士が3歳未満の乳幼児用に手づくりした遊具を集めた「手づくりおもちゃ展」が26日、同市康生通西3のコミュニティ・サテライト・オフィスで開かれ、子どもを連れた若い保護者らでにぎわった。
 乳幼児がどんな遊具で遊んでいるのかを見てもらおうと、岡崎女子短期大学の林陽子名誉教授と、有志の13園で構成する勉強会「ひまわり会」が今年初めて開いた。
 同展では保育士がダンボール、ペットボトル、牛乳パックなどで作った遊具104種約200点を種類別に展示。滑り台や「ままごとセット」をはじめ、落としたり、引っ張ったり、音が出たりと、五感で楽しむ遊具が並び、他園の遊具を参考に見に来る保育士や保育士を目指す女子学生の姿も目立った。
 1歳と3歳の娘を連れた保護者の男性(32)は「市販の遊具は遊び方が限られているけど、手づくりだといろいろ考えて遊べると思います。娘2人はお風呂が嫌いですが、遊具の湯船ではしゃいでいました」。林教授は「乳幼児と毎日向き合う保育士ならではのアイデアや温もりがあふれています」と話していた。
 近年では忙しさなどから遊具を作らない保育士が増えているといい、林教授とひまわり会では来年、同展の来場者から取ったアンケートなども基に、遊具に関する情報をまとめた参考本を出版するという。

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