海外4都市へ生徒派遣
岡崎で結団式
現地で学校訪問など予定
岡崎市が行う姉妹都市や友好都市との交流事業に参加する中学生28人が22日、市福祉会館で合同結団式を開いた。
岡崎市は、姉妹都市提携をスウェーデン・ウッデバラ市、米国ニューポートビーチ市と、友好都市提携を中国内蒙古自治区・呼フ和フ浩ホ特ト市と結んでおり、市内の生徒に国際感覚を身につけてもらおうと、これまでに中学生同士の相互訪問などを続けている。
今年もこの3都市に、額田中学校を除く18校から各1人が参加。額田中学校は、旧額田町のときから交流を深めてきたマレーシア・スリのクアラルンプール校への訪問に生徒10人が参加する。今回でニューポートビーチは26回目、呼和浩特市は19回目、ウッデバラへは4回目、スリへは16回目になる。
各使節団一行は、7月から10月にかけてお互いの家でホームステイをし、学校訪問などを通して、現地の中学生と交流する。
結団式では、柴田紘一市長が「目標をしっかり果たせるように、岡崎の代表として頑張ってきてください。また貴重な体験を通して成長してきてください」とあいさつ。団員たちは「互いの文化の違いを学び認め合い、学校の友達にも学んだことを伝えたい」「積極的にコミュニケーションをして友達をたくさん作りたい」など、1人ずつ抱負を述べた。