交差点で取り締まり強化
きょうから春の交通安全運動
岡崎署
「春の交通安全運動」がきょう11日から20日までの10日間、(1)子どもと高齢者の交通事故防止(2)飲酒運転の根絶(3)自転車の安全利用の推進(4)シートベルトとチャイルドシート着用の徹底―を重点に、全国で展開される。
県内の交通事故の犠牲者は今年1月から9日までに99人と、大阪府に並びワースト1。
岡崎署管内では9日までに犠牲になったのは6人(6件)。このうち3人は高齢者で、横断中や出合い頭の事故だった。昨年同期に比べ8人(8件)減少したが、県内では半田署(8人)、豊橋署(7人)管内に次いで多い。
一方、重傷事故は44人(40件)に上り、28人(24件)増加。出合い頭や右折時の事故が目立った。
管内では運動期間中、自動車教習所と連携した交通安全講習やシルバーセーフティマップの作成など、高齢者が対象の活動を中心に展開。合わせて、岡崎署では交差点での取り締まりを強化し、交通安全協力所に委嘱された商店なども事故防止を呼びかける。
運動期間中の活動は次の通り。
▽11日=小型飛行機の交通安全広報(管内)一斉街頭監視(岡崎市内)シートベルト推進基地(幸田町)
▽13日=飲酒運転撲滅交通安全キャラバン隊(岡崎署発)
▽14日=高齢者体験型交通安全教室(享成自動車学校)
▽15日=高齢者交通安全教室(幸田町)後ろもカチッとキャンペーン(岡崎市東公園)
▽16日=シルバーセーフティマップ(同市広幡学区)▽二七市自転車セーフティキャンペーン(同市八幡町)
▽18日=一斉街頭監視(岡崎市内)