岡崎桜まつりメーン行事
きょう「家康行列」
絢爛豪華・歴史絵巻
岡崎の桜まつりのメーン行事「家康行列」(岡崎市、同市観光協会主催)はきょう8日、郷土が生んだ英傑・徳川家康や三河武士団を中心に総勢約1200人と馬13頭、車両13台が参加して午後1時30分、家康ゆかりの伊賀八幡宮を出発。殿橋下流の乙川河川敷に向け、春らんまんの五万石城下町に絢爛(けんらん)豪華な歴史絵巻を繰り広げる。
行列のコースは例年通りで、伊賀八幡宮→能見通り→康生北交差点左折→籠田公園前→伝馬通2丁目右折→モダン通り→明代橋交差点右折→殿橋南詰め→乙川左岸河川敷の約3.5キロ。
午後1時に伊賀八幡宮で出陣式を挙げ、午後1時30分から交通少年団の鼓笛隊を先頭に行列が出発。各隊列は途中、本町通りの三菱東京UFJ銀行前で槍や鉄砲の演習、また籠田公園前では刀の演武を行う。
籠田公園本部のほか、伊賀橋、三菱東京UFJ銀行前と東岡崎駅前の四カ所に中継所を設けて行列の通過予定時刻や行列内容を放送する。
一方、乙川河川敷では午後1時ごろから火縄銃、同2時ごろから流鏑馬(やぶさめ)の実演が披露される。
行列到着後の午後3時30分からは、流鏑馬や火縄銃の実演に続いて、関ヶ原の合戦を想定した模擬合戦があり、三河花火でフィナーレを飾る。
行列は小雨決行だが、状況により開催するかどうかは当日午前10時に決定し、同市の電話・ファクスサービス(22―7777)のメニュー番号600で流すことにしている。