「五月田橋」が完成
岡崎市北部の真福寺川
関係者ら渡り初め
岡崎市北部の真福寺町で新設工事が進められてきた「五月田橋」が完成し26日、渡り初め式が行われた。
式には地元住民ら約50人が出席。柴田紘一市長が「長年の念願であった橋が完成を迎えた。国道248号や岡崎足助線など市北部の主要な幹線道路を補完する役割を果たし、渋滞緩和につながることを望むとともに、この橋が親しまれ、地域の発展に寄与することを願う」とあいさつ。テープカットとくす玉割りが行われ開通を祝った。
“渡り初め”には、近くの岩津中学校吹奏楽部の生徒たちも参加。新しい橋の完成を祝った。
五月田橋は、山間部から市街地へ流れる真福寺川によって分断されていた東名高速道路西の市道を結ぶもので、全長40メートル、幅8.2メートル、総工費約1億8千万円。完成により東阿知和町のおかざき農遊館前の市道岡崎環状線から、真福寺町の県道長沢東蔵前線までの約1.5キロがつながった。
橋の周辺道路は、花園工業団地への往き来の車などで、朝夕の混雑が激しく、以前から新たな道路や橋梁の整備を望む声が強かった。