できたぞ「羽根音頭」
学校と学区住民が“共作”
岡崎市
岡崎市羽根小学校と羽根学区総代会が中心になって立ち上げた「羽根音頭制作委員会」(委員長・柴田隆夫羽根北三区総代)は12日、羽根小学校体育館で新しく作った「羽根音頭」の発表会を開いた。
音頭は昨年の夏、学区内にある市シビックセンターの夏祭りの会場で制作の話が持ち上がった。その後、総代会が中心になって制作委員会をつくり、歌詞を羽根小学校の児童から募集。5次にわたる推敲すいこうを重ねて完成。作曲は「岡フィル」の副代表でシビックセンター所長補佐の磯村泉さんに依頼。1月末に完成した。
この日、全校児童693人と学区民ら約80人が参加。柴田委員長から「なるべく多くの人の手によって作りたいと思った。児童のみなさんのすばらしい詞に磯村さんのすばらしい曲がつき、末長く歌い継がれていくことを信じます」と喜びを語った。
作曲者の磯村さんは「日本古来の音律を使って河内音頭風のリズムに乗せました。歌って踊っていつまでも可愛かわいがってください」と作曲のポイントなどを話した。
発表には、羽根小学校音楽部の児童と学区の岩瀬すみ子さんがステージに立ち、曲のイメージ通り軽快でパンチのきいた歌声を響かせた。また、作曲者の磯村さんもタクトを振って発表会を盛り上げた。
同音頭は今後、学区に住む舞踊家によって振り付けられる踊りとともに、5月の学区大運動会、8月の夏祭りなどで披露し広めていく。
響けや響け 高らかに
心はずませ 羽根の歌
新緑萌える 朝ぼらけ
みんな集まり 手をつなぎ
声をそろえて 歌おうよ
伸び行く町の 夢のせて
羽根はよい町 ソーレソレソレ
羽根はよい町 ソーレソレソレ
心ひとつに 高らかに
交わすことばが こだまする
豊かな心 羽根の町
羽根はよい町よいところ
羽根はよい町よいところ