岡崎市山中学区
歩きながら交通安全訴え
住民ら参加し総決起大会
児童や住民らが学区内を歩きながら交通安全の意識を高める総決起大会(歩け歩け大会)が3日朝、岡崎市山中学区で開かれた。同学区では昨年、平成15年3月以来となる死亡事故が3件発生。この日は総勢約250人が、山中小学校を発着点に約3キロの道のりを歩いた。
昭和54(1979)年から続く学区の恒例行事。出発前の開会式では、交通安全協会分会長の鈴木清美さんが「事故に遭わない、起こさないためにはどうしたらいいかを考える機会にしてください」とあいさつ。
また、市内の交通情勢について、岡崎署の池田幸三課長は「道路横断中に事故に遭い、亡くなる高齢者が目立つ」と話し、「事故の被害者にならないよう交通安全について考えてください」と呼びかけた。
参加者はこの後、「歩け歩け大会」「交通安全」と書かれたのぼりを持ち、学校を出発。道路横断時の左右確認などに気をつけながら、学区内に交通安全をPRした。