「辞職の意思なし」
中根義金岡崎市議
政治倫理委に報告
中根義金岡崎市議が「葬儀」を理由に本会議を欠席してゴルフをしていたとして同市議会政治倫理委員会(委員長・中根勝美議長)から辞職を勧告されてから1カ月余。同市議本人は辞職の意思がないことを、31日開かれた同委員会で、副委員長の野村康治副議長が報告した。
同委員会が辞職を勧告したのは昨年12月14日。その対処の仕方をただすために今月16日、正副議長が本人を呼び出して意思を確認した。
これに対して中根義金市議は「まず、議会と市民の皆様に迷惑をかけたことをお詫び申し上げたい」と陳謝したうえで、「支持者及び後援会とも協議したところ、『できるならば議員を続け、奉仕すべき』との意見であった。また、地域の意見として、『議員は必要である』ということなので、今後は仕事で返していきたいと思っている」と答えたという。
このため議長はその場で改めて中根義金市議本人に辞職勧告の履行を促したという。
辞職勧告には強制力はなく、あくまで本人の意思にかかっている。