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東海愛知新聞

岡 崎

伊賀八幡宮で武者的神事

米・五穀・繊維は「上」

 木の的板に矢を放ち、的の割れた数で1年の五穀や景気を占う「武者的神事」が20日、徳川家の祖、松平家の四代目親忠を氏神に祭る岡崎市伊賀町の伊賀八幡宮で行われた。今年の判定は米、五穀、繊維が「上」、工業と天候が「中」、麦と商業が「下」だった。
 神事では始めに、くじ引きによる的板の判定表を作成。斎藤徳蔵宮司が本殿前で、鬼門に当たる東北と裏鬼門に当たる西南の方角に忌矢(いみや)を放ち、清めのお祓はらいをした。
 この後の射的では参拝者らが見守る中、射手を務めた神主の加藤貴弘さん(23)が、22メートル離れた36センチ四方のヒノキの的板に2本の矢を放った。

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