岡崎署の感謝状贈呈式が10日、岡崎市竜美丘会館であり、交通安全や防犯など警察行政に功労のあった個人、団体に感謝状が贈られた。同署管内の今年の県警本部長感謝状は2人、署長感謝状は82人・72団体。
　式には66人、66団体が出席し、名前が読み上げられた。本部長感謝状を受けた岡陸タクシー社長の浅岡林平さんと、岡崎少年補導委員会会計の加藤雅敏さんをはじめ、署長感謝状の個人、団体代表者に井口弘造署長が感謝状を渡した。
　井口署長は「市民が平穏で安全な生活を送れるようにすることが警察の使命。署では昨年に続き事件、事故の防止を徹底し、400人余りの署員で決意を新たに取り組みたい」とあいさつ。昨年の管内を「少年による殺人、社会的弱者が犠牲となる事件が目立った」と振り返り、「昨年は年初から交通死亡事故が続発し、29人の尊い命が奪われた。今年は1人でも減らしたい」と述べた。