少年消防ク活動で全国表彰
藤川・六ツ美西部学区と竹内教諭
長井さんポスターも特選に
岡崎市
全国少年消防クラブ運営指導協議会の今年度の優良少年消防クラブに、岡崎市の藤川学区と六ツ美西部学区、また優良クラブ指導者に山中小学校の竹内文子教諭、防火作品の県知事賞・教育委員会賞に福岡小学校6年の長井麻衣さんのポスターが選ばれた。
藤川学区は、代表クラブ員が校内の消防用設備を点検し、その役割と重要性について話し合うなど、家庭や学区における防火思想の普及にも努めている。
学校では「防災マップ」と「防災カード」を作成し、全クラブ員に配布。「防災マップ」は写真と具体的な注意事項が掲載され、クラブ員にとって理解しやすいよう工夫している。また、クラブ員が常時携帯している「防災カード」は、被災時のための対応策が記載され、各自の避難経路や緊急連絡先などを記入するようになっている。
六ツ美西部学区は地域のつながりが強く、安全に生活でき、たくましく生きる力を付けられる地域にしようと学区全体で努力している。地域住民が大勢集まる機会をとらえ、消防職員を招いて地震の講話をし、防火防災意識の高揚に努めている。
小学校とPTAが作成した「学区安全マップ」により、「ここはブロック塀が高いから地震が起きたときには危険だ」など、危険個所がクラブ員に浸透している。
表彰式は23日
名古屋で開催
また、優良クラブ指導者に選ばれた竹内教諭は、昭和45年から現在まで防火作品の展示、学校防火診断、消防設備の自主点検などの活動を通して、クラブ員に火災予防の指導を行ってきた。平成11年には、管理監督する立場から甲種防火管理講習を修了し、習得した知識をクラブ員に分かりやすく説明している。 表彰式は23日午後2時から、名古屋市中区の区役所ホールで開かれる。