「よく滑る」落ち葉スキー
今年も恵田小裏山で開場 岡崎
木枯らしが吹く時期になるとスキーのシーズン―。岡崎市恵田小学校(山中三江子校長、児童140人)で9日、恒例の落ち葉スキーが始まった。この日は開場式と、岡崎聾(ろう)学校の児童を招いてスキー交流会もあった。
学校の裏手には45、35、30メートルの茶褐色の“ゲレンデ”。同市額田地区のゴルフ場から運んできた松の枯れ葉を敷き詰め、2年生以上の各学年代表が模範滑走した。
スキー板には同市北部給食センターでもらった食用油の廃油が塗ってあるため、よく滑る。保護者もコース脇にカメラを構え、わが子の“直滑降”を撮っていた。
落ち葉スキーを始めて49年。週1回、体育の時間にスキーを行い、来年2月末には検定をして認定書を渡す。