“よさこい”総踊りの輪を
岡崎竜城LC 市などにオリジナル曲贈呈
18日、岡崎公園で市民に披露
岡崎竜城ライオンズクラブ(松井太会長)は今年度メーン奉仕事業の、よさこい踊りオリジナル曲「よいとこさ・岡崎」の制作を終え、11月11日に岡崎市羽根町の市シビックセンターコンサートホール・コロネットで市などへの曲の贈呈、曲のお披露目を行う。市民の前で曲が発表されるのは18日の岡崎公園文化祭。このほど、同市南中学校体育館でイベントに向けた合同練習会があり、市内14チームの約170人が参加した。
同クラブは、岡崎の街の活性化と、奉仕のひとつ「青少年の健全育成」を目標に、岡崎にふさわしい曲で総踊りができるように、と企画。今年四月、松井会長や同クラブ員でよさこいチーム「きらら岡崎」代表の竹内桂子さんらが、ダンスチーム「関西京都今村組」(本部・京都府木津町)の最高顧問で〈踊る心の伝道師〉といわれる今村克彦さんにプロデュースを依頼した。
作詞・作曲は今村さんの長男翔吾さん、振り付けは二男竜二さん、歌は今村さんが担当。今村さんによると、これまでに作った曲は「40曲ぐらい」。翔吾さんは岡崎を訪れ、各所を回って詞の構想を練り、滝山寺、六所神社や浄瑠璃姫、徳川家康、徳川四天王などの語句を織り込んだ。
午後2時からの贈呈式では曲を収録したCD、DVDを市内の小中学校や幼稚園、保育園、岡崎商工会議所などに贈る。また、今村さんが20人ほどの踊り手を連れて来岡、模範の踊りを披露し、今村組のライブも行う。松井会長は「楽曲の著作権はクラブが持ちますが、いろいろな場所で活用してほしい」と話している。
合同練習会では今村さんらが指導。今村さんは「日本人は決まった振り付けはうまい。でも、自由に踊る場面では、ほかの人と違う踊りをしなきゃ」などとアドバイス。壇上から参加者たちの動きをじっくり見ると、「岡崎、レベル高いね」と話し、参加者を喜ばせた。
曲の問い合わせは、同クラブ員・大石雅久さん(サカエ工業=57―5500)へ。