ビッグネーム日野皓正・山下洋輔と共演
岡崎・光ヶ丘女子高の生徒
万博の感動をもう一度
岡崎中央総合公園武道館
岡崎中央総合公園武道館で11月12日に開かれる岡崎市制90周年記念「ヒルトップ ジャズフェスティバル」の出演に向けて、光ヶ丘女子高校の吹奏楽部やダンス部、合唱部の生徒たちが練習に励んでいる。
昨年の愛知万博「岡崎市の日」で、トランペッター日野皓正さんとの共演が好評だった同校。終了後の「すごい高校生たち。機会があればもう一度、一緒に演奏したい」という日野さんの言葉をきっかけに、万博閉幕から約一年、同ジャズフェスティバルでの再共演が決まった。万博では限定300人しか見られなかった夢の共演を、今回は山下洋輔というビッグネームも加わり、中総武道館を会場に約3,000人の前で披露する。
吹奏楽部の伊藤沙紀さん(18)は「少しでもジャズを学べたらと思う。時間が限られているので中身のある練習をして本番に臨みたい」と練習にも熱が入る。ダンス部の柴田真実さん(16)は、「世界の日野さん、山下さんとジョイントさせていただけるということで、本番では一番の踊りを見せられるように楽しんで踊りたい」と話す。
当日は、吹奏楽部65人、ダンス部40人、合唱部40人が出演する。日野さん、山下さんとの共演は一曲。原曲では5分ほどだが、ジャズのアドリブによって展開や長さがどのように変わるのかは分からない。「こちらは手を貸してあげられない。その難しさを乗り越えられるように頑張ってほしい」と指導する教諭たちも真剣だ。
入場料はS席5,000円、A席3,000円。市シビックセンター、市役所文化国際課、チケットぴあ、ツルタ楽器岡崎店、富士プレイガイドクレオ店で販売している。
日野皓正さんと山下洋輔さんは、次のようなメッセージを寄せた。
内田氏の功績
われわれジャズメンにとって岡崎といえばジャズの代名詞みたいになっていることが、それを物語っています。
昨年の愛知万博での感動に続き、日本のジャズのメッカである岡崎で開催する「ヒルトップ ジャズフェスティバル」で、みなさん、お会いしましょう!
岡崎に2度目
ところが、この岡崎の地には以前も来ている。1987年のことで覚えておられる方とは乾杯をしたいものだが、今回もその時同様、岡崎の誇りであるドクター・ジャズ内田修先生のご尽力のおかげで実現した。
同じ街にパンジャが二度出現するのは初めてのことで、これは演奏する方も感慨とともに、張り切らざるを得ない。みなさまどうかお誘いあわせの上、ブチ飛びパンジャをお見届けください。