ストーンフェアにぎわう
岡崎できょうまで
2千点の石製品
岡崎石製品協同組合連合会主催の石工品展示会「第15回岡崎ストーンフェア」が21日、岡崎城南の乙川河川敷で始まった。22日まで。
同展示会は、日本三大石製品産地の1つである岡崎の石製品業界の振興と新製品の開発や需要の開拓を図るため毎年開かれており、今年で15回目。
会場には、全国の石材産地業者から灯ろう、墓石、ガーデニング用石製品、門柱など家づくり石製品、石材関連製品など約2,000点にのぼる石製品が出品され、大勢の市民らでにぎわっている。
石作品と四季の花で、坪庭やガーデンづくりを提案したおもしろ庭づくりコーナーでは、甲山流家元の原田晃帆さんが、灯ろうの火袋を花器に利用するなど、生け花感覚のユニークな庭づくりを紹介している。
また、挽(ひ)き臼体験コーナーでは、子どもから高齢者まで、そばがき作りが体験できることから、人気を集めていた。石の身上書では、地元の石の工業試験データと採石地を紹介。石製品の耐震コーナーでは、墓石や灯ろうの耐震構造の実例をパネルや実物を使って紹介している。
さらに、青年部が「たくみ庵」で書いた絵や文字を石彫で展示しているほか、八丁味噌の量り売り、石の道具展、中日フォトメイツ撮影会、工学院ひよっこ展コンテスト、石の産業機器展など多彩な行事を展開している。主催者によると、期間中約25,000人の来場者を見込んでいる。