北欧の姉妹都市から使節団
施設見学や生徒同士で交流 岡崎市
姉妹都市スウェーデン王国・ウッデバラ市から岡崎市を訪れている中学生親善使節団の一行が2日、市役所を訪れた。
ウッデバラ市は岡崎市にとって初めての姉妹都市で、昭和43(1968)年に提携を結び今年で38年目を迎える。中学生の交流は、岡崎の中学生が昭和55年に訪問して以来行われていなかったが、平成15年の提携35周年を機に再開を約束。翌年からはウッデバラの中学生も岡崎を訪れる相互交流が始まっている。
昨年に続いて2回目となるウッデバラからの中学生使節団は、男女3人ずつと引率者2人の計8人。一行は市内の中学生宅にホームステイしながら、岡崎城など市内の施設を見学。また、自動車工場を訪れるなどしている。
この日、市役所を訪れた一行に、柴田紘一市長は「昨年からウッデバラ市と相互交流ができ、うれしく思っています。未来を担うみなさんにとってすばらしい経験となるよう願っています」とあいさつ。
使節団の生徒代表のエーリック・ヨハンソンさんは「短い期間にとても良い経験をさせていただいています。心から感謝します」とお礼を述べていた。
一行は6日まで、市内の中学校で授業を体験するなど岡崎の中学生との交流を深め、8日に岡崎を離れる予定。