“茶の間”や防音の活動室
岡崎市南部地域交流センター「よりなん」来月開所
岡崎市上地2丁目で建設が進められてきた同市南部地域交流センター(愛称よりなん)が完成し、10月に開所する。
建物は2階建て延べ約1,600平方メートル。1階に防災活動室や地域住民からの要望で設けた無料スペース「みんなの茶の間」、2階にアトリエ仕様や簡易防音の各種活動室、調理室、ギャラリーなどを持つ多目的施設があり、拡大する市民のボランティア活動や地域防災への取り組み、文化活動などを支援する地域の拠点となる。運営は市が3カ月間直営。来年からは市民活動支援協議会に委託し、同協議会のスタッフが常駐する。建設費は約5億8,000万円。
開所式は1日午前10時から、愛称を提案した上地2の辻村直樹さん(41)に記念品の贈呈があるほか、市民参加によるテープカット、上地八幡太鼓、福岡町や戸崎の住民が主体となった参加自由のよさこい踊りなどのオープニングイベントがある。