中心街を歩いて調査
岡崎城下まち都心再生協市民に参加呼びかけ 来月2日
「岡崎の中心市街地に元気を取り戻そう」と活動している「岡崎城下まち都心再生協議会」が、まちづくりの問題点を明らかにするため、康生一帯を歩いて見て話し合おうと、市民に参加を呼びかけている。
9月2日午後1時30分、同市康生通西のシビコ6階「21世紀まちづくり研究所」に集まり、4時30分まで街を巡る。
チェックするのは[1]子ども、お年寄り、体が不自由な人、ベビーカーを押す人らに歩きやすい街になっているか[2]街を歩いてみたくなる雰囲気づくりがしてあるか―など。また、岡崎の歴史を知ることも目的の一つ。
参加無料。問い合わせは同協議会事務局のツツイエンターテイメント・和泉さん(0564―26―2210)へ。
「V目標」を「人と文化と歴史が結び合う城下町」とし、[1]人=暮らしが楽しめるまち[2]文化=歩いて楽しめるまち[3]歴史=新しさと懐かしさが混在するまち―を再構築していこうと方向を定めた。大学教授や学生らも加わって意見を交換。具体策を話し合い、今回が7回目の「大作戦」となる。
同協議会は基本構想の行動計画を取りまとめ、来年3月に岡崎市に提出する予定。
こうした活動のなか、今年6月24日スタートしたのが「21世紀まちづくり研究所」。市内四大学の“サテライト研究室”の性格を持ち、同協議会と協力しながら新しい街への脱皮を目指している。