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東海愛知新聞

「ぶどう狩り」開園

各種イベントも用意    岡崎市駒立町

 岡崎市駒立町のぶどう狩りが8月1日から本格オープンする。これに先立って31日、開園式が行われた。
 駒立ぶどう狩り組合は、八戸の農家が合わせて12ヘクタールで観光ぶどう園を営業、県内外から毎年約4万人が訪れている。今年は連続テレビ小説の影響で県外からの問い合わせが多いという。ぶどうの生育は、長引いた梅雨の影響で例年より4、5日遅れているが、5月下旬の花の開花時期に天候が良く、気温も高かったため例年並みの出来になっている。
 この日の開園式には関係者ら約50人が出席。岡田益夫組合長が「今年はぶどうにとっても心配な天候だったが、苦労のかいもあって立派に育った。おいしいぶどうを食べに、ぜひ駒立に来てくださるよう声をかけてください」とあいさつし、神事でシーズン中の盛況を祈った。開園式が開かれた京果園には安城市からこども会の家族連れなど大勢の来園者があり、小学生たちは「甘酸っぱくておいしい」と口いっぱいにぶどうをほおばっていた。
 ぶどう狩りは、今月中が種なしのデラウエアー、20日から巨峰、9月初めからはスチューベンといった大型種が味わえる。入園料は、大人は1,000円(土産付きで1,500円)、子どもは800円。巨峰は大人1,500円、子どもは1,000円。
 なお各園では、おいしいぶどうだけでなく、来園者に楽しんでもらおうと多彩な企画を用意している。毎週木曜日に川遊びなどの各種イベントを開くほか、9月7日にはジャムやジュース作りの講習会を予定。このほか毎週火曜日のシルバーデー、水曜日のレディースデーなどの割引サービス(70歳以上、女性の入園料1,000円)も用意している。
 予約・問い合わせは、駒立ぶどう狩り組合(0564―45―5151)へ。

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