美術の先生 実力を披露
「蒼の会」メンバーが絵画展示 岡崎市
岡崎市内の小中学校で図工美術を指導している6人の先生たちで組織する「蒼の会」の展覧会が27日、岡崎市本町通2の画廊まる庄で始まった。今年で13回目。来月1日まで。
同会代表で、岡崎市藤川小学校教頭の山本秀樹さんは「仕事を通じて交流があったので、お互いの作品も知りたいと思い発表の機会を作った。いい刺激になっている。自分たちのがんばりを子どもたちにも見てほしい」と話していた。
会場正面には、中国・厦門(アモイ)の住居をすがすがしい色彩で描いた150号の日本画が展示され来場者の眼を引いている。
「かたち」と題した作品は、色紙にアクリル絵の具を使って作者のイメージでさまざまな造形を生み出す手法がおもしろい。
青や赤を多用して風景を描いた水彩画。パステルで描いた野鳥。オートバイと青年をテーマに描き続ける150号の油彩画。小品ながら構図にも色遣いにも力量を感じさせる静物画など、合わせて約50点が展示されている。
山本さんほかの出品者は、次のみなさん。
金澤一幸、澤田祥明、中島純一、南野薫、山田泉美