「思ったより広い」
建設予定地で原寸体験 岡崎市図書館交流プラザ
岡崎市康生通西4丁目で整備が進められている生涯学習複合施設「岡崎市図書館交流プラザ(仮称)」の建設予定地で23日、施設の広さをロープで示して、大きさや配置を確認する原寸体験が行われた。
この体験には、利用者の立場から市民の意見を提案する「図書館交流プラザサポーター交流会」のメンバーや地元住民ら約20人が参加。更地となっている建設予定地は、施設の外壁に見立てた外枠と、施設内を東西と南北に貫く通路をロープで仕切り、図書館、ジャズコレクション、ホールなど施設内の各スペースの配置をプラカードで、また建物の高さが分かるように2階部分、3階部分、屋上のそれぞれの高さに風船を浮かべた。
参加者らは施設のパンフレットを手に、現場と完成イメージ図を照らし合わせながら、施設の大きさを体感。最後は近くの市保健所3階から、敷地全体を眺め、広さを確認していた。
参加者の1人、伊賀新町の山本弘子さんは「敷地内を歩いてみて、思っていたよりも広く感じた。完成が楽しみ」と話していた。
同施設は今月末から本格的な工事に入る予定で、平成20年秋のオープンに向け、管理運営の具体的な検討も進められている。
また、今月末まで施設の愛称を募集中。10月に市民投票を行い決定する。採用名の考案者には5万円分の図書カードが贈られる。