県企業庁
西側15ヘクタールで造成に着手
利便性高く好条件 岡崎東部地区工業団地
県企業庁は28日、岡崎市池金町の岡崎東部地区工業団地西側区域の造成に着手すると発表した。
県内産業の活性化と地域の産業振興を目的に企業庁が進めている新規内陸工業用地の造成事業で、岡崎東部地区工業団地では第1期造成を既に完了。自動車用部品製造業のアイシン・エイ・ダブリュ、葵商店(岡崎市)と鉄製資材製造のトーアミ(大阪府)が進出を決めている。
2期造成では1期の西側49.7ヘクタールを開発。15.4ヘクタールの工業用地面積を確保し、分譲する予定。
東部地区工業団地は、東名音羽インターから5.5キロ(車で15分)、岡崎インターから10キロ(同20分)。国道1号から約1キロ。現在計画中の第2東名額田インター(仮称)からは約2キロと利便性が高く、すぐ脇を通る国道473号も第2東名の計画に合わせて整備される予定。
さらに、自動車産業が集積する西三河に立地することから、企業間の物流交流も合理化が期待できるなど好条件が整っている。