岡崎市の康生地区に平成20年秋にオープン予定の「岡崎市図書館交流プラザ（仮称）」の管理運営について話し合う第1回検討委員会が19日、市福祉会館で開かれた。
　同プラザは、市民活動スペース、ジャズコレクション、ホール、スタジオ、会議室などが入る複合施設。機能や目的の異なる催しなどの運営には調整が必要となることから、検討委員会を立ち上げて、市民にとって使い勝手の良い施設とするための全体の管理運営計画を策定する。
　委員は学識経験者をはじめ、関係団体、公募など計10人で構成。この日は委員会に先立ち、委嘱状交付式が行われ、藤井孝弘教育長から各委員に委嘱状が手渡された。委員長に選任された愛知産業大学大学院の小川英明教授は「みなさんの意見をいただきながら、市民や周辺の人たちが本当に交流のできる施設にしていきたい」と話していた。
　検討委員会では今後、7月に同プラザの愛称を募集するほか、開館時間や施設・設備の利用申込方、利用料金、年間事業計画、開館記念事業計画などの案を作成し、来年1月に総括をまとめて教育長に提出する予定。