子どもの安全 400人の目で
「3Cパトロール隊」発足 岡崎学区
岡崎市岡崎小学校で15日、学区住民の防犯ボランティア「3Cパトロール隊」の発足式があった。式には隊長の鴨下護さんと学区18町から各町3人ずつ隊員が参加し、児童の一斉下校に付き添った。
「3C」は「子どもたち(Children)に気楽に呼びかけ(Call)、防犯の輪(Circle)を広げよう」の略。
各町の総代や民生委員、PTA、子ども会などが四月中に隊員を募ったところ、予想を上回る四百人が登録。市内の防犯ボランティアでも2番目の多さという。
式で鴨下さんは、秋田県で起こった児童殺害・遺棄事件を例に取り「犯罪のない学区にしたい」とあいさつ。また「隊員の目印は蛍光色の帽子と腕章。積極的にあいさつを交わしましょう」と呼びかけた。
隊員は今後、児童の安全を第一に登下校中や放課後の公園、神社などを注意深く見回る。