「勉強会の食事」認定
市民オンブズの請求棄却 岡崎市監査委員
岡崎市監査委員は26日、市民オンブズ岡崎(渡邉研治代表)が提出していた岡崎市議会自民清風会の政務調査費の返還を求める住民監査請求を棄却する監査結果を公表した。
オンブズ岡崎の請求は、勉強会や視察などで支払われた食事代は政務調査費ではなく個人で負担すべきで、特に昨年3月2日付で領収書が残る2件について、同日に2度の会食を持っているのは懇親会が目的だったとして、自民清風会が支出した研究研修費304,690円の返還を求めていた。
監査結果によると、条例が使途に適さないとして定めているのは「会議を伴わない飲食に係る経費」で、今回請求があった各件では目的に沿った勉強会が行われたと認められる。また、3月2日付の2件は、会食場所を2度変えているのではなく、2月18日の勉強会の支払いを後日に行った結果、同じ日付の領収書が2枚発行されたことが確認されたため、懇親会が目的ではないと認められる―としている。