来月10日
記念館の矢崎さん講演
ミニコンサートも 岡崎みすゞ会
童謡詩人・金子みすゞの研究と作品の普及活動をしている岡崎みすゞ会(畔柳佳子会長)は、6月10日午後1時30分から幸田町民会館つばきホールで講演会とミニコンサートを開く。
金子みすゞは明治36(1903)年、山口県仙崎村(現在の長門市)で生まれる。大正末期から昭和初期にかけてすぐれた作品を発表し、西條八十から「若き童謡詩人の巨人」と称賛された。昭和5(1930)年、26歳の若さで亡くなった。
当日は、みすゞの埋もれていた遺稿の出版にかかわり、金子みすゞ記念館長を務める矢崎節夫さんが「あなたはあなたでいいの〜うれしいみすゞさんのまなざし」をテーマに講演する。
ミニコンサートには、小田原市在住の声楽家・山田浩子さんが出演。山田さんは金子みすゞの詩に中田喜直が作曲した「星とたんぽぽ」「大漁」「さびしいとき」などを歌う予定。ピアノは田端ゆみさん。
入場料は1,000円。チケットは書店ちいさいおうち、けやき書店などで販売している。