独自にHPを開設
岡崎商高生が協力 グランロード商店街振興組合
岡崎市のグランロード商店街振興組合(小野之裕理事長)がホームページを開設した。昨年5月から準備を進め、1年がかりで県立岡崎商業高校生徒が協力して立ち上げたもので、商店街が独自のホームページを開設したのは、市内では初めてとされる。小野理事長は「1年間にわたる高校生の協力には感謝しています」と話し、「ホームページを見て、ぜひ立ち寄ってください」とPRしている。
同組合は石神町、稲熊町の50事業所で組織。昨年5月の総会で、商店街としてのホームページを立ち上げようと話がまとまった。
岡崎商工会議所の仲介で岡崎商業高校の課題研究に採用され、画像処理、ホームページ作成講座の3年生(当時)の生徒31人が参加した。加盟50事業所のうち、希望のあった42事業所をグループに分かれて訪れ、店主や従業員に店の特色や営業内容を聞きながら画面を作成した。
店の人と親しくなったり、事業所の業務を身近で見学したりした生徒たちは、「いろいろな事業所の中に入って取材することができ、とても勉強になりました。画面を見て商店街の人たちが喜んでくれたことがうれしかった」と話していたという。
小野理事長は「それぞれ個性的な画面になった。手作りの面白さがある」と話し、中にはホームページを見た人にサービスする店もある。
今年度も引き続き、3年生が更新の作業や新たに参加を希望する事業所の画面作成を行うことになっている。
ホームページのアドレスはhttp://www.guranro-do.jp