東海愛知新聞社、日本棋院西三岡崎支部主催の岡崎市アマ囲碁十傑戦が5日、岡崎公園内の巽閣で開かれた。五万石藤まつり協賛。市観光協会、市教育委員会後援。
　アマ初段以上の愛好家を対象に、毎年この時期に開催している。42回目の今年は29人が参加。見ごろを迎えた五万石ふじの花と、新緑を楽しむ観光客でにぎわう公園内で、碁盤をはさんで夕方まで熱戦が繰り広げられた。
　トーナメントの決勝戦に勝ち上がったのは、強豪の本多善次さん（大幡町）と上田勝啓さん（本宿町）。対局は上田さんが押し気味で進んだが、最後は本多さんが受けきり、本多さんの優勝、上田さんの準優勝が決まった。
　昨年に続き連続優勝した本多さんは「きょうは5局とも白番だったので運が良かった。決勝戦は上田さんにリードされ、負けてもともとと開き直ったのがよかったかもしれません。連続優勝はとてもうれしい。このツキを大切にしたい」と喜びを話していた。
　3位以下の入賞は次のみなさん。
　3位＝簗瀬正邦（洞町）▽4位＝堀晃（安城市）▽5位＝坂田邦夫（刈谷市）▽6位 ＝清水保武（西尾市）▽7位＝三浦国夫（上地三）▽8位＝大沼勉（中之郷町）▽9位 ＝天野俊光（戸崎元町）▽10位＝加藤真也（真福寺町）▽準トーナメント戦入賞＝鈴木周明（井田町）田近三郎（西本郷町）岡田博司（大門四）渡辺啓一（竜美東一）