野菜しっかり食べよう
男性が健康料理に挑戦 岡崎保健所
岡崎保健所主催の「男性の健康料理教室」の第1回講座が25日、岡崎市康生通南三の市保健センターで開かれた。
講座には、事前に応募した60歳代から70歳代の男性12人が参加。
はじめに、岩越美樹保健師から岡崎市が推進している「健康おかざき21計画」について説明を聞いた。同計画は国や県の計画を受け、平成16年4月に策定。認知症、寝たきりなど要介護状態になる人や、壮年期死亡者の増加を防ぐために「休養・こころの健康」「栄養・食生活」「疾病予防」など七分野で健康づくりを呼びかけている。
続いて、渡部裕美栄養士から主食、主菜、副菜をバランスよく取る方法について聞いたあと、実習に入った。
この日の献立は、メキシコ料理チリコンカン、キャベツのサワー煮、新じゃがのローズマリー風味など食塩や脂肪を控えめにしたレシピ。
包丁さばきも鮮やかな受講者からおそるおそる野菜を切る人まで、楽しんで男の料理に取り組んでいた。
鴨田町の竹中釧二さんは「料理には興味があり、たまには厨房に入ります。今回は健康料理ということで参加しました」と熱心に取り組んでいた。
第2回は、受講者が話し合いながら考えた料理。第3回は、100グラムの野菜を各自のレシピで作る実習を予定している。