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東海愛知新聞

岡崎

「石の掘り出し市」にぎわう

岡崎石工団地協同組合(磯貝和汪理事長)主催の「石のまち岡崎 石の掘り出し市」が、22日から岡崎市上佐々木町の岡崎石工団地で始まった。あいにくの曇り空にもかかわらず、掘り出しものを探す大勢の家族連れでにぎわっている。今年の掘り出し市は、岡崎のみその蔵元を舞台にしたNHK連続テレビ小説「純情きらり」の放送を記念して制作した「八丁味噌樽(みそだる)」の石モニュメントが会場内に設置され、祭りムードを一層盛り上げているのが特徴。
 この掘り出し市は、販売の拡大を目指して毎年開いているもので、今年で9回目。同協組組合員66社が参加している。各店舗では、「掘り出し市」の旗を掲げ祭りムードを盛り上げるとともに、1,000円、3,000円の均一セールなど、それぞれが責任を持って選んだ石製品の格安販売を行っている。
 会場内では、かわいい置物などの小物石製品を手にとって品定めする家族連れや庭に置くガーデニング用石製品、墓石、灯ろうなどを眺めながら値段の交渉をする人たちがあちこちで見られた。
 このほか、クイズラリー参加者に1万円の旅行券などが当たるお楽しみ抽選会や石のはんこ作り、石工団地青年部のイメージキャラクター募集など盛りだくさんの催しを展開していた。
 また、会場内広場に設置した味噌樽の石モニュメントは、岡崎市に寄贈され、5月上旬には愛知環状鉄道の中岡崎駅前に設置された。

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