ルート整備など課題
観光基本計画まとめる 岡崎市
岡崎市は、今後の観光施策の指針となる「岡崎市観光基本計画」を策定した。
計画は「まちを誇り 人が楽しむ 新・おかざき再発見」を基本理念に、パブリックコメントで市民から寄せられた多くの意見も反映させながら策定。深田正義委員長を中心とする関係機関や公募の委員12人によってまとめられた。
「岡崎における観光の意義」「観光振興のための基本理念」「基本計画の目標」「重点プロジェクト」「観光振興アクションプラン」の5項目で構成。徳川家康にまつわる場所を拠点とした観光ルートの整備や額田地域の自然を生かした都市農村交流プロジェクトなどの展開を掲げている。
また、圧倒的な集客力を持つ核拠点の不足、まち巡りコースの未整備、観光標識の不足、対外的PRの不足、市民への情報発信の欠如といった岡崎の観光における課題も、強みと対比させて掲載している。
福祉会館5階観光課と市役所本館市政情報コーナーで閲覧できる。