きょうから一般公開
「家康館」がリニューアル
臨場感ある「関ヶ原」
岡崎公園内にある「三河武士のやかた家康館」が21日、14年ぶりに常設展示室の内容を一新してリニューアルオープンする。21日のみ無料で入館できる。
今回の改装では、大久保彦左衛門の『三河物語』をベースに徳川家康の生涯を5期に分けて構成。
展示室入口には鎌倉幕府の源頼朝、室町幕府の足利尊氏がそれぞれ岡崎に関係のあることを示して興味を引く。
屋敷門を模した入り口を入ると、CGの彦左衛門が家康の先祖「松平七代」について語ってくれる。
展示内容のうち、「織田・豊臣政権下の家康」で展示される「決戦!関ヶ原」コーナーが話題を呼びそう。屏風ビジョンと大型スクリーンに臨場感あふれる映像が流れ、直径7 mのジオラマの中をオリジナルの武将フィギュアが解説に合わせて動き、天下分け目の合戦を実感できる。
開館時間は午前9時から午後5時まで。休館日は年末年始のみ。入館料は、大人350円、小人200円。市内在住在学の小中学生は無料。