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東海愛知新聞

名物「葵桜」咲き始める

今月末までが見ごろ    幸田の葵カントリークラブ

幸田町大草のゴルフ場、葵カントリークラブで、名物の「葵桜」が咲き始め、プレーヤーたちの目を楽しませている。コース名にちなんで「葵桜」と名付けられたこの桜は、緋寒桜(台湾桜)と大島桜の交配種。昭和47(1972)年に200本を場内の進入路やコースに植えられた。
 他の品種より1カ月ほど早く咲きはじめるのが特徴で、コース内では淡いピンクの花と広々としたグリーン、そして青空が鮮やかなコントラストを見せる。
 今年は例年より2週間ほど遅い今月上旬に咲き始め、今は二分から三分咲き。見ごろは20日から今月末ごろまでになりそう。
 葵桜のあとソメイヨシノや山桜といった他の品種の桜約800本が花を引き継ぎ、4月上旬ごろまで楽しめる。同クラブでは「進入路はプレーをされない人たちにも開放しているので、桜を見に来てください」と話している。

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