エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

体験コーナーも新設

展示室改装し21日オープン   岡崎の「家康館」

岡崎市康生町、岡崎公園内にある三河武士のやかた家康館が21日、リニューアルオープンする。
 家康館は昭和57(1982)年11月、世界にも例を見ない270年にわたる平和国家の礎を築いた郷土の偉人徳川家康とその家臣団の歩んだ歴史を広く紹介するために設置された。平成4年には常設展示室を改装。開館以来の入館者は、延べ513万人を数えている。
 今回の改装では、グラフィックやCG、可動式ジオラマなども設置。幅広い年齢層の人たちが楽しめるように展示方法を工夫した。
 展示内容は、家康以前の征夷大将軍源頼朝、足利尊氏両家と三河との関係をパネルで紹介する「天下を取らせた三河の風土」、大久保彦左衛門著『三河物語』を基に構成した「松平氏と譜代家臣の形成」、家康の出生から青年時代までを歴史資料で紹介する「家康の出生から人質時代」、家康自立の過程を映像でたどる「家康の三河平定」、屏風型スクリーンで関が原の戦いを再現する「織田・豊臣政権下の家康」、最後は「江戸時代の基を築いた家康」で締めくくる。
 ほかに、「戦国武士の体験コーナー」もあり、兜かぶとの着用、槍や火縄銃にふれることもできる。
 開館時間は午前9時から午後5時まで。休館日は年末年始のみ。
 入館料は、大人350円、小人200円。市内在住在学の小中学生は無料。
記念展「家康と本多忠勝展」開催
 リニューアルを記念して徳川四天王の1人、本多忠勝にかかわる歴史資料を中心にした展覧会を開く。
 展示作品は、重要文化財「本多忠勝画像」、同「本多忠勝所用黒糸威胴丸具足」「小牧長久手合戦図屏風」「古銅花生 銘今宵のあるじ」など館蔵品約40点。
 通常入館料で見ることができる。6月8日まで。

ページ最初へ