岡崎公園の大手門東で整備が進められているバス駐車場が20日から利用可能になる。
　立体駐車場の跡地に整備されたバス駐車場は、広さ約4千平方メートル。観光バスなど大型バス16台分で、料金は3時間1,100円。大勢の人が訪れる桜まつりを前に、団体客の駐車スペースを確保した。
　しかし、不便さは残る。完成したバス駐車場とテニスコート跡地にある乗用車用（駐車台数150台）の駐車場が連絡していない。このため、岡崎公園前交差点から乗用車用の駐車場に入ることができない。
　乗用車は、これまで通り国道1号を西に向かう場合は、岡崎公園前交差点の手前を左折することになり、東向きの車線からの利用の不便さは解消されていない。
　昨年の桜まつりでは、立体駐車場が使用できないことを知らずに多くの車が、交差点の四方向から進入し、大渋滞を引き起こした。 　市では、岡崎公園前交差点から間違って進入してきた乗用車の誘導スペースをバス駐車場内に確保するとともに、今年の桜まつりでは、案内の地図を配って対応する予定だ。
　バス駐車場の利用時間は午前8時30分から午後9時30分まで。桜まつり期間中は午後10時まで。