岡崎市と商議所など
第二東名 早期建設を
国交省ほかに要望書
岡崎市、岡崎商工会議所、額田町商工会は22日、第二東名高速道路の早期建設を求める要望書を、国土交通省中部地方整備局と中日本高速道路会社に対して合同で提出。また、午後には国土交通省、財務省に出向き、豊田東から引佐ジャンクション間の早期建設を要望した。
今月7日の国土開発自動車道建設会議で、第二東名豊田東―引佐ジャンクション間の建設が正式に決定し、3月中に中日本高速道路会社と日本高速道路保有・債務返済機構の間で正式協定が結ばれる予定になっている。
伊勢湾岸自動車道と東海環状自動車道が東名、東名阪、中央、東海北陸自動車道と接続するなど、この地方の交通ネットワークが大幅に拡充される一方で、岡崎市内では道路建設の進捗の遅れが懸念されている。
この日は近藤剛中日本高速道路会社会長らに対し、現在の東名の慢性的な渋滞の解消や中部圏の効率的な交通インフラの形成のためにも、従来の方針を堅持することや、スピードを落とすことなく第二東名の工事を施工することなどを要望した。