交通安全と防犯訴え
きょう岡崎と幸田
2会場で総決起大会
市町民の交通安全・防犯意識を高める「交通安全・地域安全総決起大会」が18日、岡崎署管内の岡崎市と幸田町でそれぞれ開かれる。会場は岡崎市が中央総合公園武道館、幸田町が町民会館。
両会場では交通安全、防犯活動の功労者、団体として、同市が37人と34団体、同町が1人に感謝状を贈る。
中央総合公園では、矢作中学校2年、足立智哉君が事故体験文を朗読。また、根石小学校6年の古川絵梨さんが、功労者と功労団体に感謝の言葉を述べるほか、新成人代表が誓いの言葉を発表する。
一方、町民会館では、近藤徳光町長らも参加し、交通指導員班長だった加藤雅敏さんに交通安全功労者の感謝状を贈呈。町内で活動する防犯・防災ボランティアの3団体が活動事例を発表する。二胡演奏の後、県警本部の交通安全教育チーム「あゆみ」が、交通安全の大切さを「マツケン体操」で呼びかける。
なお、管内では今年に入って死亡事故が多発していることから、緊急に作成した広報文を両会場で配る。
当日、感謝状を贈られる同市の功労者と功労団体は次のみなさん。
【交通安全功労者】青山とし子▽佐藤朝子▽高木三奈子▽市川征代▽柴田和之▽坂田長子▽川上博史▽遠矢正敏▽河邉稔▽山本成則▽藪田雅人▽川澄敏彦▽坂部勝也▽市川聰明▽伊豫田八重子▽加藤雅敏▽鈴木博▽清水剛介▽平岩広行▽宇野勝敏▽鈴木喜直▽橘高敏和▽赤林恒雄▽太田宗保▽山崎京子▽酒見定幸▽新垣繁雄▽鈴木稔
【交通安全功労団体】フタバ産業▽享成自動車学校▽エフエム岡崎▽井田学区交通安全連絡協議会▽緑丘学区老人クラブ連合会▽城南学区老人クラブ連合会▽生平学区老人クラブ連合会▽県立岡崎西高校▽美川中学校▽梅園学区交通少年団▽根石学区交通少年団▽六名学区交通少年団▽大門学区交通少年団▽城北保育園▽やはぎみやこ幼稚園▽百々保育園
【地域安全功労者】福田元紀▽村松千栖子▽岩堀澄▽長坂洋一▽河合洋人▽安藤駿▽市川昌弘▽桑原俊司▽石川寛
【地域安全功労団体】矢作東学区防犯パトロール隊▽福岡学区愛犬パトロール隊▽緑丘学区パトロール隊▽愛宕学区地域安全パトロール隊▽矢作北学区地域安全パトロール隊▽北野学区地域安全パトロール隊▽八帖北町防犯パトロール隊▽日名南町防犯パトロール隊▽板屋町パトロール隊▽ちせいの里パトロール隊▽藤川西部パトロール隊▽ミクスネットワーク▽岡崎葵ライオンズクラブ▽デンソー西尾製作所▽中部電力企業防犯パトロール隊▽黄色いリボンで市民散歩パトロールをしよう会▽東岡崎駅南地域環境美化と安全安心なまちづくり協議会▽県理容生活衛生同業組合岡崎支部
県下ワースト1
岡崎署管内の交通死者
今年1月1日から岡崎署管内で発生した死亡事故の犠牲者は、16日の時点で7人と県内で最多。事故はすべて市内に集中し、昨年1年間の15人を早くも上回るペースだ。
年齢別の内訳は、一般(25歳から64歳)が4人と最も多い。次いで高齢者(65歳以上)が2人、若者(16歳〜24歳)が1人。
形態別では、歩行中と原付を含む二輪車がいずれも3人だった。発生時間帯は夜間から早朝にかけて集中しており、同署は夜間、飲酒運転、速度厳守といった取り締まりと、事故防止の啓発活動に力をそそぐとしている。