市議らも使い方習う
学校などにAED(自動体外式除細動器)配備へ 岡崎
今年3月末までに岡崎市内の小中学校や公共施設に配備される自動体外式除細動器(AED)についての講習会が始まり、最初の講習では配備を提案した市議会議員らが機器の使用方法を学んだ。
AEDは心肺停止時の救命のために電気ショックを与える医療機器で、一昨年7月に医師以外でも使用が可能となり、その効果が注目されている。
人形を使って、電気ショックを与える訓練を受けた議員は「操作は音声ガイドがあるので簡単だった。あとは実際の緊急時にいかに冷静に行動できるかが重要になります」と話していた。
この講習会は市の保健師、看護師、救急救命士が指導員となり、今月中は市議会議員、公共施設の職員を対象に行われる。また消防本部では市民を対象にした講習会も開く方針。