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東海愛知新聞

「北中の夜明け」など3作品に最優秀賞

ふるさと岡崎メディアコンクール
視聴覚教材として活用

岡崎市視聴覚ライブラリーが主催する「第3回ふるさと岡崎メディアコンクール」の入賞作品が決まった。3部門に148点が応募。最優秀賞に選ばれた作品は、すばらしい出来ばえだ。
 コンクールの目的は、市民が自主制作した郷土の自然、歴史や文化に関するビデオ作品など、地域に密着した視聴覚教材を収集・活用すること。
 最優秀賞は、生涯学習部門が森竜師さんの「北中の夜明け」、学校教育部門が藤川小学校竹内昭博教諭の「平成島の生き物たち」、児童生徒作品部門は山中小学校内田智文君の「スジエビの住む川2」。
 生涯学習部門の森さんの「北中の夜明け」は、15分のビデオ教材。正常に教育活動が行えなかった過去から、ソーラン踊りを取り入れて現在の笑顔のあふれる学校へと再生していった過程、開かれた学校をめざす北中学校の様子を保護者や地域の住民向けにまとめている。
 学校教育部門の竹内さんの作品「平成島の生き物たち」は、小学校6年生と中学生用のマルチメディア教材。学習者が生物の世界をゲーム感覚で擬似体験でき、生物相互や環境とのつながりを分かりやすく、また意欲を持って学習できるソフト。
 児童生徒作品部門の内田君の「スジエビの住む川2」は、6分のビデオ教材。スジエビの住んでいる川とそうでない川を調べ、その原因を突きとめて解決していく流れを分かりやすく解説。また水中のスジエビの生態も撮影している。
 表彰式は2月4日午前10時から、福祉会館で優秀作品の発表会とともに行われる。

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