岡崎市は「特別徴収義務者所在地・名称等変更の届出」など、インターネットから行える電子申請や届出を新たに9項目増やす。
　同市では「住民票の写しの交付請求」をはじめ、現在28項目の手続きが電子申請で行えるが、住民サービスの向上を図るため、さらに9項目の手続きができるようシステムを追加。24日正午以降の市ホームページの更新後から、利用できるようになる。
　追加手続き
　新たに利用できる手続きは、特別徴収義務者所在地・名称等変更の届出▽事業証明書の交付請求▽名寄帳（土地・家屋）の写しの交付請求▽建物取り壊しの届出▽物件（土地・家屋）証明書の交付請求▽換地処分証明願（端数証明願）▽上下水道使用開始の届出▽同中止の届出▽同使用者変更の届出―の9つ。
　電子署名が必要な手続きは、電子証明書のデータが入った住民基本台帳カードとＩＣカードリーダライタが必要となるが、それ以外についてはインターネットに接続されたパソコンがあれば、ＩＤとパスワードを入力するだけで手続きを行える。
　対象の拡大も
　これまで個人のみが対象だった固定資産（土地・家屋）評価証明書の交付請求▽同公価証明書の交付請求▽納税証明書の交付請求（車検用）▽同（車検用以外）―が法人、また、法人のみだった給与支払報告・特別徴収に係る給与所得者異動届出が個人でも申請できるように対象を拡大する。
　電子証明書の問い合わせは、個人は市民文化部市民課（23―6134）、法人については名古屋法務局岡崎市局（52―6415）へ。