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東海愛知新聞

愛知学泉短大で17日  一般参加も呼びかけ

カルタあそび選手権

ゼミの学生が発表会

岡崎市舳越町の愛知学泉短期大学生活デザイン総合学科の石川幸生・松井万武教授のゼミでは17日、同大学体育館の和室で「カルタあそび選手権」を開いて今年度の学習成果を発表する。関係者以外の人たちにも参加を呼びかけている。
 ニュースポーツの普及に努めている石川教授と日本文学専攻の松井教授が共同で「日本文化とレクリエーション」をテーマにゼミを開講。短大2年の5人が1年間、川柳の歴史や表現などについて学習を深め、実作までするようになった。
 ゼミの最終日に計画したのが「カルタあそび選手権」で、「女子大生のキャンパスライフ」を主題にした創作川柳を基に作ったかるたを使う。
 かるたは、縱約18センチ、横約13センチの厚紙に学生が自作の川柳を書いた読み札とイラストを描いた取り札それぞれ46枚で1組。
 作品には、「あいさつで得られた友が数知れず」「すくすくと育った気がする学泉で」と表の生活から、「早退しお花見したよ秘密だよ」など裏の生活まで学生の日常が素直に明るく詠まれている。
 10日の授業には、2年生の村瀬あさみさんと酒井リカさんの2人が当日の準備やリハーサルに余念がなかった。
 「川柳をかるたに作ってレクリエーションにするアイデアは、ほかではないと思う。学生たちには川柳が身近に感じられるようになったと思う」と石川教授。
 学生たちも「作り始めたら割合すらすらと作れました」「普段の生活の中で喜怒哀楽を何気なく川柳でまとめていることに気付き驚くことがあります」など川柳ファンになっている。
 「カルタあそび選手権」は、17日午後2時30分から開かれる。参加は無料。

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