岡崎
地元産ヒノキに新校名
宮崎小の西門脇で除幕式
県内の公立小中学校で10日、3学期の始業式(2学期制の学校を除く)が一斉に開かれ、岡崎市宮崎小学校では合併に伴い「校名板」の除幕式があった。
西門脇に建てられた校名板は高さ約3メートル。地元在住の大工・山口一二さん(74)が地元産のヒノキに新しい校名「岡崎市立宮崎小学校」と彫った。
除幕式には40人の全校児童が参加。山口さんは「正月三が日、この校名板を彫っていたら、岡崎市と合併した実感がわいてきました。みなさんが毎日、登校するときに見てもらえたらうれしい」とあいさつ。これに対し児童を代表して6年生の袴田健次君が「自然のぬくもりを感じる校名板をありがとうございます。みんなで宮崎地区の将来を考えたい」とお礼を述べた。
除幕式に先立ち、体育館で始業式が開かれた。犬塚尊夫校長は「合併で宮崎小学校は、市内に50校ある小学校の一つとして仲間入りをしました」と話したあと岡崎市の市域や人口、市章、市の木などについて説明。「3学期はそれぞれ進級、進学する準備をする学期です。頑張ってください」と励ました。