岡崎でトークショー
「純情きらり」
難しい三河弁にも挑戦
桜子の弟役 松沢傑さん
4月から放送されるNHKの連続テレビ小説「純情きらり」に、ヒロイン有森桜子の弟・勇太郎役で出演する松沢傑(すぐる)さん(17)のトークショーがこのほど、岡崎市戸崎町のイオン岡崎ショッピングセンターで開かれた。
初めて岡崎が舞台になる連続テレビ小説を盛り上げようと、同ショッピングセンターが企画した。
昨年11月から始まったロケで、岡崎には3回訪れたという松沢さんは「岡崎は自然がいっぱいという印象です。名物の八丁味み噌そ煮込みうどんも食べましたが、味が濃くておいしかった」と話した。
三河弁は「イントネーションが難しい」と打ち明け、味わった味噌うどんを「めっちゃうまいだらあ」と習ったばかりの三河弁で紹介した。
ドラマについては「ヒロイン役の宮崎あおいさん、父親役の三浦友和さんら、みなさんに親切にしてもらっています。一生懸命ドラマを作っていくので、みなさん応援してください」と呼びかけると、会場に集まった市民から温かい拍手が送られた。
松沢さんは埼玉県大宮市在住の高校2年生。小学校1年生からサッカーのクラブチームに所属して選手を目指したが、けがであきらめた。目標を失っていた中学校3年生のときにオーディションに合格。一昨年のテレビドラマ「ウォーターボーイズ2」に出演して一躍、脚光を集めた。
「映画よりテレビに出演できることで、祖父と祖母が喜んでくれました。これからいろいろな役を経験し、将来はキャラクター性の強い役柄をやってみたい」と抱負を語った。