“森の主”をイメージ
岡崎市額田支所で除幕合併記念モニュメント
岡崎市額田支所(旧額田町役場)で7日、“森の主(ぬし)”をイメージした合併記念モニュメントの除幕式が開かれた。
市では旧額田町との合併にあたり、「人、水、緑が輝くまちへ」という将来の都市像をテーマに、同市美合町在住の造形作家・松岡徹さん(37)に制作を依頼。松岡さんは「額田の豊かで美しい自然」を表現しようと構想を練った。
昨年12月、同市と旧額田町内から応募のあった子どもたち30人が参加してワークショップを開催。額田地区の「おおだの森」に入り、子どもたちに「森の生き物」をイメージしてもらった。
完成したモニュメントは高さ約2.7メートル。枝と葉のついた太い幹の上部に、子どもたちが創造した森の生き物の顔が付いている。
除幕式には柴田紘一市長、鈴木啓允・元額田町長、岡崎商工会議所まちづくり委員長の服部良男副会頭らと制作に携わった子どもたち合わせて約120人が参加した。
豊富小学校2年生の萩原京香ちゃん(8)は「自分の作った作品が、ずっとここにあるのでうれしい」と話していた