名鉄
無人駅が便利に
集中管理システムなど運用始まる
名古屋鉄道が電車の駅で進めてきた「駅集中管理システム」と「SFカードシステム」の導入が一部の駅を残してこのほど終わり、岡崎市内では無人駅の藤川駅を始め9つの駅すべてで利用できるようになった。
駅集中管理システムは藤川駅のほか宇頭、岡崎公園前、男川など6つの無人駅に導入した。自動券売機・改札機・清算機のほか乗車券確認カメラ、インターホン、放送設備などを新規に配備。利用客の応対は管理駅(岡崎では東岡崎駅)が、機器類を遠隔監視・操作して行う。同システム導入駅は駅舎を一新した。
SFカードシステム(トランパス)は、専用磁気カードを自動改札機に通すと、乗車区間の運賃を自動的に引き落とすことができる。名鉄では「お客様の利便性をはかるため」、3年度にわたり両システムを並行して整備してきた。