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東海愛知新聞

岡崎市中央クリーンセンター

コスト軽減へ新ライン

ペットボトルを再資源化

岡崎市は、ペットボトルの再資源化と処理コスト軽減のため、高隆寺町の中央クリーンセンターに手選別と粉砕を行う処理ラインを新設した。
 色や種類を選別して砕くことで、ペットボトルをフレークと呼ばれるチップにするライン。このチップは繊維メーカーに有償で引き取ってもらうことができる。従来はこのフレーク化を業者に依頼していたため、中間処理の費用が発生していたが、新しいラインを導入したことで、ペットボトルの処理コストを4分の3に軽減できるという。選別作業は、市障害者福祉団体連合会に業務委託し、計10人が作業にあたる。
 同市におけるペットボトルのリサイクル回収は、平成10年10月から大型店の協力で「拠点回収」を導入、平成14年1月からは併設で「ステーション回収」を実施している。
 クリーンセンターのライン新設によって、拠点回収分で90%、ステーション回収分で30%がフレーク化できる見込みという。  中央クリーンセンターでは「キャップを外し、ラベルを取り、容器の中を軽くゆすいで出してもらうことで有価物となる率が高くなる。協力をお願いします」と呼びかけている。

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