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東海愛知新聞

岡崎商業高弓道女子が創部以来の快挙

全国大会出場決まる

県立岡崎商業高校の女子弓道部が、全国・東海高等学校弓道選抜大会県代表選考会の団体戦で初優勝を飾り、県代表に選ばれた。全国大会出場は創部以来の快挙。まず1月23日の東海大会に照準を合わせ、部員らは練習に打ち込んでいる。
 優勝校には全国、東海両大会の出場権が与えられる。県大会で、同校はこれまで最高が3位。初の全国大会出場だけに学校やOBの応援は熱く、期待を集めている。
 顧問の大久保八重教諭(32)は、勝因について「強豪の御津、豊橋商業、一宮女子の3校がいずれも予選の早い段階で敗退したのが、希望を与えた」と分析。それ以上に「部員には互いをカバーする固いチームワークと『先輩たちを超える』という思いがある」と話す。
 大半の部員は高校から弓道を始めるが、ここ1、2年で弓道部のある大学や企業への進学・就職希望者が増えるなど、継続意識も高まってきているという。
 県大会最終予選は11月中旬に行われ、県内18校を勝ち抜いた五校がリーグで対戦。同校は旭丘高校と勝敗数を引き分け、矢の的中数で念願の初優勝を果たした。
 団体戦メンバーは主将の2年、佐藤和枝さん(17)、毛受里奈さん(16)、1年生の谷澤麻美さん(16)の3人。
 佐藤さんは「両大会とも挑戦者として臨みます」と話し、「出場だけで終わりたくない」と優勝を狙う。他の2人も「この勢いを保ちたい」「とにかく練習に励む」と意気込んでいる。
 東海大会は静岡県藤枝市の県武道場で、全国大会は3月18〜20日までの3日間、福岡県博多の森弓道場で開かれる。

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