岡崎で就業支援フェア
若者の自立促す 県・市・会議所などが主催
愛知県、岡崎市、岡崎商工会議所などが主催する「若者就業支援フェア」が15日から、岡崎商工会議所を会場に開かれている。19日まで。同フェアは、ニートなどに代表される未就業の若者の自立を支援する国の施策に合わせて県産業労働部就業促進課が中心になって30歳未満の求職者を対象に開いたもので、今年度は一宮市、豊橋市でも開催した。
この日、午前10時30分ごろから事前に申し込んだ若者らが来場。パソコンを使った適性診断を受けたあと、自己理解・自己分析・自己探索のコツ、効果的な自己アピール、ストレス解消法とモチベーションなど10種類のメニューを選んで専門家から個人的にアドバイスを受けていた。
豊田市から来た21歳の女性は「自己に合った仕事の探し方・選び方についてアドバイスしてもらいました」と喜んでいた。
適性診断や個人指導は、19日まで毎日開催。17日午後1時30分からは、職業支援セミナーがあり、人材育成会社ライフワーカーズの菅沼義一代表取締役が「働くってどんなこと?」と題して講演する。
そのほか、16日と19日には各企業の人事担当者との懇談会もある。
県の担当者は「希望メニューによる個人講座を開設しているので、相談者の問題解決に役立つと思う」と成果を期待していた。
受講は無料。期間中も随時参加を受け付ける。
問い合わせは、県産業労働部就業促進課(052―954―6366)、岡崎商工会議所(0564―53―6161)へ。